コンタクトレンズの含水率とは?違いや選び方を解説!

水滴の画像

コンタクトレンズの「含水率」は、レンズ選びの際に見逃せない重要な要素です。 含水率とは、コンタクトレンズの素材にどれだけの水分が含まれているかを示す指標で、装用感や乾燥感、酸素透過性に大きな影響を与えます。

本記事では、「低含水レンズ」「高含水レンズ」のそれぞれの特徴を詳しく解説し、どちらの含水率のコンタクトレンズが自分に適しているのかを選ぶための目安もご紹介します。

目の健康を守りながら、快適なコンタクトレンズライフを送るために、ぜひご一読ください。

目次

  1. 1.含水率とは?
  2. 2.低含水コンタクトレンズの特徴
  3. 3.高含水コンタクトレンズの特徴
  4. 4.低含水と高含水、どちらの含水率を選べばいいの?
  5. 5.まとめ

含水率とは?

コンタクトレンズの画像

コンタクトレンズのパッケージや製品説明を見ていると、「含水率」という言葉をよく目にするかと思います。 含水率とは、コンタクトレンズの素材にどれだけの水分が含まれているかを示す指標で、通常はパーセンテージで表示されます。 例えば、含水率50%のレンズであれば、そのレンズの半分が水分でできているということです。

低含水コンタクトレンズの特徴

低含水レンズとは、含水率が50%未満のコンタクトレンズを指します。
これらのレンズは、水分の少ない素材を使用しているため、以下のような特徴を持っています。

乾燥を感じにくい

低含水レンズは、レンズに含まれている水分がもともと少ないため、レンズ自体が瞳の水分を奪うリスクが低く、乾燥した環境下でも影響を受けにくいという利点があります。
ドライアイ気味の方や、長時間レンズを装用する方、エアコンの効いた部屋で長時間過ごす方におすすめです。

比較的タンパク質汚れが付きにくい

低含水の非イオン性レンズは、目の分泌物に多く含まれるタンパク質の汚れが付きにくいという特徴があります。

酸素透過率が低い

一般的に、水分量が少ないと酸素透過性も低くなるため、目に酸素が届きにくくなる可能性があります。長時間装用する際には、目の健康に配慮する必要があります。安定した装用感を保ちやすい特徴があります。

高含水コンタクトレンズの特徴

次に、高含水レンズについてです。高含水レンズとは、含水率が50%以上のコンタクトレンズを指します。
これらのレンズは、水分の多く含む素材を使用しているため、以下のような特徴を持っています。

酸素透過率が高い

コンタクトレンズは角膜部分を覆っているため、酸素の供給が遮断されやすくなりますが、含水率が高いコンタクトレンズは水分を多く含むことで酸素透過性が向上し、目に酸素が届きやすいです。 これは目の健康を守るために重要な役割を果たします。
特に長時間の装用が必要な場合や、目の健康に気を遣いたい方に適しています。

素材が柔らかく、装用感が良い

高い水分量が目の表面に潤いを与えるため、比較的素材が柔らかく、装用感が滑らかです。これにより、目の違和感が少なく、快適に過ごすことができます。
初めてコンタクトレンズを使用する人や敏感な目の人に好まれる傾向があります。

比較的脂質汚れが付きにくい

高含水のイオン性レンズは、体内からの分泌物や、外から付着した化粧品に含まれる脂質の汚れが付きにくいという特徴があります。

乾燥を感じやすい

含水率が高いレンズは、レンズ自体に水分を多く含んでいるため、レンズの水分が減ってくると水分を瞳から奪ってしまい、乾燥を感じやすくなることがあります。 長時間の装用や乾燥した環境下では水分が蒸発しやすく、目の乾燥感が増すことがあります。
特に、空調の効いたオフィスや長時間のパソコン作業が多い方は、目の乾燥を防ぐために注意が必要です。

低含水と高含水、どちらの含水率を選べばいいの?

メリット・デメリットを検討している画像

低含水レンズ、高含水レンズそれぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらの方が優れている、というわけでは無いことを前章では解説しました。
しかし、このように感じている方もいるのではないでしょうか。

「低含水、高含水それぞれについては理解できたが、実際に使ってみないとどちらの方が自分に向いているのかわからない…」
「せっかくなら自分にあった含水率のコンタクトレンズを使いたいけど、合わなかったときに困る…」

そんな方のために、低含水レンズ渡航含水レンズが、それぞれどのような方にオススメかまとめてみました!

また、この記事を読んでいる方にお得な情報もお知らせ!
なんと、ドラッグストアで買えるコンタクトレンズ『アイウェル』は、含水率が異なる2種のお試しモニターレンズ※を選べる度数入でご用意しています。 実際に1日使ってみて、どちらが自分に合っているか体験可能なので、この機会にぜひ自分に合う含水率がどちらかをお試しください!

含水率が選べるコンタクトレンズ
『ワンデーアイウェル』

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  • ※お試しレンズの取り扱いのない店舗もございますので、ご来店前に店舗様へご確認いただくことをおすすめいたします。
  • ※ご使用開始前に必ず添付文書をよく読み、レンズの取扱方法を守ってご使用ください。
  • ※レンズのお試しはどなたでもできますが、必ず眼科医の検査を受けたうえで目に合ったレンズをお試しください。
  • ※コンタクトレンズの装用経験がない場合やしばらく装用をしていなかった場合は、必ず眼科医の検査を受け、目の健康状態に異常がないこと、度数などをご確認のうえ、お申し込みください。
  • ※万が一、装用中に違和感があった場合、または目に痛みなどを感じた場合は、直ちに装用を中止し、眼科を受診してください。

含水率:低含水コンタクトレンズはこんな方におすすめ

• 瞳が乾燥しやすいと感じる方
• 涙の量が少ない方
• 装用時間が長い方

含水率:低含水でおすすめのコンタクトレンズ

ワンデーアイウェル
製品名 ワンデー アイウェル
タイプ 1日使い捨て(ワンデー)
含水率 38.0%
BC(ベースカーブ) 8.7mm
素材 polymacon
Dk値 (酸素透過係数) 10
Dk/L値 (酸素透過率) 14.3
特徴 UVカット機能
うるおい成分配合

\ドラッグストアで買えるコンタクト/

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含水率:高含水のコンタクトレンズはこんな方におすすめ

• コンタクトレンズ初心者の方
• 装着感を重視する方
• 涙が多く目が潤っている方
• 酸素透過率を重視したい方

含水率:高含水でおすすめのコンタクトレンズ

ワンデーアイウェル
製品名 ワンデー アイウェル55
タイプ 1日使い捨て(ワンデー)
含水率 55.0%
BC(ベースカーブ) 8.7mm
素材 ocufilcon D
Dk値 (酸素透過係数) 19.6
Dk/L値 (酸素透過率) 24.5
特徴 UVカット機能
うるおい成分配合

\ドラッグストアで買えるコンタクト/

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まとめ

アイウェルのパッケージが並んでいる画像

コンタクトレンズの含水率は、装用感や目の健康に大きな影響を与える重要な要素です。
低含水レンズと高含水レンズにはそれぞれメリット・デメリットがあり、自分のライフスタイルや目の状態に応じて選ぶことが大切です。 自分に合った含水率のコンタクトレンズを選び、快適なコンタクトレンズライフを送りましょう!

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取扱上の注意

  • ・使用済みのレンズは再使用しないでください。
  • ・眼科医から指示された時間内で使用してください。
  • ・異常がなくても定期検査を必ず受けてください。
  • ・1日使い捨てレンズです。連続装用はできません。
  • ・就寝前には必ずレンズをはずしてください。
  • ・眼ヤニ、充血、異物感など、少しでも異常を感じたら直ちに眼科を受診してください。
  • ※コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査・処方を受け、ご自身の目にあったコンタクトレンズをお求めください。
  • ※コンタクトレンズは目に直接のせて使用するものです。レンズの取扱方法を誤ると、眼障害につながることがあります。
  • ※必ず添付文書をよく読み、眼科医の指示を守り正しくご使用ください。
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