今すぐ欲しい！突然のコンタクトトラブル、どうする？

コンタクトレンズを使用している方にとって、「コンタクトレンズが今すぐ欲しい！」となる状況は意外と多いものです。
例えば、旅行先での不意の破損や紛失、予備を持っていない時の突然の外出など、今すぐ欲しい・必要となるタイミングは様々です。

しかし、コンタクトレンズは即日購入する手段がある商品ですので、この記事を読んで、慌てずに冷静に対処していきましょう。

今回の記事では、コンタクトレンズが今すぐ欲しい！となった際に、どこで即日購入できるのか 解説していきます。

コンタクトレンズは、即日購入が可能なケースとそうでないケースがあります。

まず、店頭で購入する場合は、眼科が併設された店舗や専門店で処方を受ける他、コンタクトレンズを取り扱っている店舗で購入することが一般的です。
処方箋の提出が義務付けられていない店舗もありますが、初めてコンタクトレンズを使用する場合、まずは眼科等で自身の視力に合った度数を知ることが必要です。

また、ネット通販では即日発送を行う店舗もありますが、手元に届くまでに1日以上かかることが多いです。今すぐ欲しい際にはネット通販は厳しいですね。

即日購入するには、予め自身の度数を把握している状態で、直接店頭を訪れることが一番の近道です。

ここからは、コンタクトレンズを今すぐ欲しいときに購入する方法を紹介します。

眼科で処方箋を発行してもらい購入する

初めてコンタクトレンズを購入する場合、まずは眼科で検査を受け、処方箋を発行してもらう必要があります。
視力や目の状態を確認し、適切な度数やレンズの種類を選定してもらえるため、安心して使用することが可能です。
処方箋があれば、そのまま提携している店舗で即日購入できる場合が多いです。

一方で、休日などの混み合うタイミングでは、眼科での処方箋発行や、提携している店舗それぞれの混雑状況によって、今すぐ欲しいというときには間に合わない可能性があります。

専門店で購入する

既に処方箋を持っている場合や、定期的に使用している方は、コンタクトレンズ専門店を利用するとスムーズです。
専門店は在庫が豊富で、処方箋を提示するだけでその場で購入できる場合が多いです。
店舗やレンズによって、処方箋の提出の有無が異なる可能性があるため、予め確認しておくと良いでしょう。

ドラッグストアで購入する

一部のドラッグストアでは、手軽な1日使い捨てタイプや2ウィークタイプのクリアコンタクトレンズ、カラコンを取り扱っています。

日本全国に数多く存在するドラッグストアは、場所によっては24時間営業の店舗もあります。
仕事終わりの帰り道や、突然の予定変更でコンタクトレンズが今すぐ欲しい時などでも、すぐに立ち寄れる他、保険証等の購入時に持参が必要な書類はなく、待ち時間も発生しづらいため、急ぎの際に便利です。

ただし、自身の度数に合ったレンズを購入する必要があるため、これまで使っていたコンタクトレンズの空箱やレンズケースを持っていくか写真に撮っておくと安心でしょう。

例：ドラッグストアで買えるコンタクトレンズ『アイウェル』を取り扱っているチェーン店舗(2024年10月現在)

• ・ウエルシア
• ・ツルハドラッグ
• ・クリエイトSD
• ・カワチ薬品
• ・ひまわり
• ・ザグザグ
• ・ドラッグセイムス
• ・ドラッグスギヤマ
• ・コクミンドラッグ
• ・セキ薬局
• ・レデイ
• ・杏林堂

その他日本全国多数のドラッグストアチェーンでも取り扱っています。(順不同)

• ※取扱店舗は順次拡大中ですが、取扱いのない店舗もございます。ご購入できる店舗につきましてはこちらをご覧ください。
• ※掲載内容については、最新情報を掲載するよう努めていますが更新のタイミングにより掲載内容が実際と異なる場合があります。 また、店舗にてご希望の度数の在庫が無い場合は、後日お取り寄せになる場合があります。あらかじめご了承ください。
• ※在庫の有無や販売時間については各店舗へお尋ねください。
• ※一部店舗により、現在ご使用レンズの度数を確認できるもの（空き箱など）が必要な場合があります。

ここまで、コンタクトレンズを即日購入する方法について紹介しましたが、下記に当てはまる場合には、今すぐ欲しいときでも購入できない可能性があるので要注意です。

今すぐ欲しい場合でもコンタクトレンズの在庫が無い

店頭で購入を希望しても、希望するブランドや度数のコンタクトレンズが在庫切れの場合、即日受け取れないことがあります。
特に乱視用や遠近両用などのレンズは在庫が少ない、もしくは置いていないケースがあります。この場合、取り寄せとなり、数日から1週間程度かかることもあります。

事前に店舗に問い合わせて在庫状況を確認しておくと、スムーズに購入できるでしょう。

コンタクトレンズの種類や度数を変更したい

コンタクトレンズの度数を調整したい場合は、新たに眼科で検査を受ける必要があります。
視力や瞳の状態を再確認し、安全に使用できるか判断してもらう必要があるため、即日購入が難しいことがあります。

特に、コンタクトレンズを久しぶりに使用する場合や、目に違和感を覚えた際には、適切な検査を受けてから購入することが重要です。

目の状態が悪い

目に充血や乾燥、炎症などの異常がある場合、医師の診断によりコンタクトレンズの使用が一時的に制限されることがあります。 このような場合は、目の状態が改善するまでコンタクトレンズの使用を控える必要があります。
また、無理に購入して使用すると、症状が悪化するリスクがあるため注意が必要です。

目の健康を守るためにも、定期的な眼科検診を心がけましょう。

コンタクトレンズを今すぐ欲しい際には、どうしても手に入れることのみに集中してしまいますが、注意点があります。
というのも、コンタクトレンズは瞳に直接触れるため、高度管理医療機器に分類されており、適切な装用やケアをしなければ、目にダメージを与える可能性があります。

特に、自分の目に合った度数やサイズを把握していない場合、不適切なレンズの使用は視力の低下や眼病の原因となりかねません。

度数やペースカーブ(BC)の確認

以前に眼科で処方されたデータを元に、自分の度数やベースカーブを確認してから購入しましょう。
自分に合わないレンズを使用すると、目の不快感や視力の悪化を招く可能性があります。

使用期限や保存方法の確認

使用期限を過ぎたレンズは、目にトラブルを引き起こす恐れがあります。
また、2ウィークタイプのコンタクトレンズでは、目からはずした後の保存方法にも注意が必要です。保存液やコンタクトケースも適切に保管し、常に清潔に保つことが大切です。

その他、パッケージ内に同梱されている添付文書を必ずよく読み、少しでも異常を感じたら直ちに眼科を受診してください。

定期的に眼科を受診する

コンタクトレンズを安全に使用するためには、定期的な眼科受診が欠かせません。
目の状態は時間の経過とともに変化することがあり、知らないうちに視力や角膜の状態が悪化している場合もあります。
また、目の乾燥や疲れなど、日常で感じる軽いトラブルも、専門医に相談することで適切な対処法を教えてもらえます。

今すぐ欲しいというタイミングでは難しいかもしれませんが、安心してコンタクトレンズを使い続けるためにも3ヶ月に1回程度の受診を心がけましょう。

今回の記事では、コンタクトレンズを今すぐ欲しいときの対処方法について解説しました。

コンタクトレンズが今すぐ必要になった時、ドラッグストアは便利で手軽な選択肢です。
スムーズに購入でき、品揃えも豊富であるため、急な外出や旅行の際には特に重宝します。
急ぎの時でも目の健康を守るため、注意を払いながら利用しましょう。